インナーマッスルとは。
筋肉には皮膚に近い筋肉と骨や内臓に近い筋肉があります。
インナーマッスルとは骨や内臓に近い筋肉のことで、鍛えても腹筋のように
モコモコ浮き出ない筋肉です。
インナーマッスルの役割は何なのか。
簡単に言うと、骨格、姿勢の安定維持。
スポーティーに言うと、激しく動いてもブレが少なく、空中での体勢が安定します。
なぜか?鉄筋コンクリートで例えると、
鉄筋が骨で、コンクリートがインナーマッスルになります。
鉄筋だけでは不安定なのでコンクリートで安定させるしくみです。
もし、人にインナーマッスルがなかったらタコやイカのような軟体動物になるでしょう。
しかしこのインナーマッスル、年を取ると痛みやすいのです。
表面の筋肉より動きの幅が狭いので
すぐ硬くなり、血流も悪くなりがちです。
これがギックリ腰の要因になるわけです。