スティンガーおかもんの散文記

金沢の鍼師。日常的な体の痛みの原因はまず筋肉からと考え、色々な症状や傷病、改善方法などしたためて参ります。

圧迫骨折とは

骨粗しょう症をお持ちの方によくある骨折で、転んだり、しりもちついた時に起こりやすい傾向にあります。
骨折が元通りになる事はありませんが、それほど心配することのない病気で、
コルセットや腰ベルトなどを巻いて日常を過ごされれば、自然と慣れていきます。

手術をした人、していない人いますよね。
それは、入院施設のある整形外科病院に診てもらったか、入院施設のない整形外科クリニックに診てもらったかの違いでしょう。

後者のクリニックなら、コルセットを処方されたり、電気治療をして様子を見ていきましょう。だと思います。
前者の入院できる病院は、その時の空室状況と、患者さんの生活状況を鑑みながら、手術に誘導しようとする場合があります。不安な場合は勇気をもってセカンドオピニオンも有効でしょう。

圧迫骨折は、一つの背骨だけでなく、違う背骨も骨折を起こす事がよくあります。
そして、背骨が弱くなっているぶんその周辺の筋肉に負担がかかり、コリやすく硬くなってしまいます。
その予防はをたくさん食べて、適度な運動に尽きるでしょう。
鍼灸院にできることは、硬くなった腰周りの筋肉に鍼をし、ほぐし、血行をよくする事です。