スティンガーおかもんの散文記

金沢の鍼師。日常的な体の痛みの原因はまず筋肉からと考え、色々な症状や傷病、改善方法などしたためて参ります。

ギックリ腰の原因

結論からいうと、腰の大きな筋肉がツル事です。

では、ツルとはなんなんだ?
足がツル。を英語では 
I have a cramp in my leg. といい、
cramp=けいれんを意味します。

よく、寝起き前や過度の運動中に足をツル方をよく見かけます。
原因は様々ありますが、筋力低下や水分不足や疲労などなど、
主に年配者に多い傾向があります。

で、なぜギックリ腰は半端なく辛いのか?
それは腰の筋肉は太く、強靭であるためです。
そして本来はふくらはぎよりも疲れにくいのが特徴です。
そこに疲労が溜まりたまって限界を超えると
『ドカーン』と腰のけいれんが始まるわけです。

足がつった場合は、逆方向に足の甲を引き挙げてやれば簡単に落ち着きます。
しかし腰の場合はそう簡単には伸ばせません。深部の筋肉ですし、筋肉の力が強力で、伸ばしたくても伸ばせない筋肉です。
そこで、活躍するのがです。
ゆっくり鍼を入れていくと、『ピクっ』と腰が反応します。伸びた証拠です。
施術後は皆さん驚かれますが、普通に歩いて帰れます。
けいれんを起こした筋肉は鍼で一発!簡単に回復できます。