スティンガーおかもんの散文記

金沢の鍼師。日常的な体の痛みの原因はまず筋肉からと考え、色々な症状や傷病、改善方法などしたためて参ります。

シンスプリントとは

要するに、ふくらはぎがスッカンカンな状態です。

走りすぎやジャンプしすぎなど単一的な運動で起こりやすく、
ふくらはぎ内の後脛骨筋(こうけいこつきん)の炎症です。

後脛骨筋は周りの筋肉に包まれた深部筋肉で、表面からはとても揉み辛いです。
シンスプリントは後脛骨筋が腫れあがり内側の圧が高まり周りの筋肉を押している状態です。

ゆで卵で例えると、黄身が腫れあがって黄身と殻に挟まれた白身が痛いと悲鳴をあげているイメージです。

表面の筋肉たち(白身)が痛いと言っているが、悪いのは深部の筋肉(黄身)です。
治療は単純で、風船(後脛骨筋)にハリを刺して空気抜きする感じです。

すると、後脛骨筋もしぼんで炎症が治まっていきます。
シンスプリントはハリ治療で即効性がみられます。